2、3月に流れ一変 寝首を掻かれポジション調整 (2015.01.08)
外資系180万株売り越しで始まった7日、引け際20年振り発会から日経平均3連敗を止めたのが買い戻し。僅か2円高で小反発になった。原油先物安が円高株安に跳ね返り逆回転半ば。外資系のポジション調整が続いている。これまで10年、発会から3日8勝2敗。■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など値頃感から自律反発とみられるが、東証一部の値上がり690に対し値下がり1003。TOPIXが15年振り3日連続安の1359.80で引けた。FOMC議事録、SQ、米雇用統計発表を控えアク抜けしないのも事実。原油先物30ドル台を見越し、節分にかけて日経平均1万5658円(バズーカⅡ直前の安値)が目安と述べた。昨年10月31日、公約の2%物価上昇が危うくなり、慌てふためいて資産購入規模を最大60%拡大した日銀の政策対応に見合うもの。外資系が寝首を掻かれ、踏んだ挙げくに高値をつかんだという。このため、彼らは日本の政策対応に疑問を持ち、期待先行の昨年からポジションを変えた。正確には昨年12月29・30日の下げが示唆しており、7日小反発で収まらず3連休明けも尾を引く見込み。むしろ、急ピッチな原油先物安と米利上げを視野に世界的なマネーフローの動揺を織り込み健全でさえある。2月にかけて相場の格言「午尻下がり」、「未辛抱」が現実になった。率直なところ、我慢の年である。探りを入れると、
(中略)
東証の場合、2月中にガバナンスコードを完成し上場規制に盛り込むといわれ、日本企業のROE(自己資本利益率)改善に弾みがつきそうだ。幸い主力の3Q発表予想以上。現預金も200兆円を超え、賃上げや設備投資の原資を確保。2、3月に流れが一変すると考えられる。
7日の日経平均大引け1万6885円。東証一部の出来高22億株、売買代金2兆1400億円。3月限が150円安で寄り60円高の1万6960円引け。10年債利回り0.300%(+0.015%)。我慢比べになってきた。■■■(****)が30円安。下がるとさまにならない。反転3ヵ月目に踊り場を迎えた。目先筋を降ろす場面である。■■■■■■■(****)も同感覚。5月になると結果がわかる。値上がり率上位を見ても、関係分で■■■■(****)が反発した程度。■■■■(****)、■■■(****)に■■■(****)も気になる。■■■■■(****)は底値圏。1538円を戻り高値に2年の大揉みがミソ。96年の4000円から20年振り3Dプリンターの相場がやってくる。■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■■■(****)然り。今年は内需関連。2、3番手の水準訂正が市場の本音とみられる。1月8日取材の為、9日付アンコール伊勢町をお休みさせて戴きます。(了凡)