時価総額ピーク更新 2015~17年予想以上の好況 (2015.01.06)
発会も安い。売り一巡後下げ渋り。引け後、先物が一段安になった。世界の指数も上海を除き安い。2月にかけて「午尻下がり」。外資のポジション調整が尾を引くとみられ、「未辛抱」を先取り。昨年12月の日経平均1万8030円を高値に、同10月バズーカⅡ直前の安値1万5658円が下値の目安。年度末、新年度にかけて半値戻し1万6800円、全値戻し。倍返し2万400円まで視野にある。直近買い戻しで小康を保っているが、原油安と円安が株高に跳ね返るためだ。原油50ドル割れ、1ドル130円を見越したもの。5日付で紹介した■■■■■(****)が確り。内視鏡の世界シェア75%でバカ売けになりそうだ。バブル納会といわれた1989年12月29日から2014年末で丸25年。当時の日経平均3万8915円に対し1万7450円止まり。44.8%に過ぎない。しかし、時価総額を見ると600兆円に対し500兆円レベル。8割以上戻している。異次元緩和によるものだ。時価総額がピーク更新するため、名目GDPをもとに試算すると2万4000円。昨年11月述べたPBR世界平均(2倍)で2万4600円に符合する。持ち上げたのが外資で先物と裁定取引によるもの。90年代の銀行不良債権処理の過程で持ち合い解消売りが海外投資家に渡ったため。国内は個人、法人、機関投資家など未だ弱気。デフレが続くと見ている。よって、日経平均が2万円、2万4000円になるとすればPBR1倍以下の割安株が主役。その点、来週近況をお伝えする予定のノリタケ(5331)がお得。
(中略)
アベノミクス後半、前半2年で蓄積された企業部門の現預金が賃上げや設備投資など社外流出。原油安や円安に促され、2017年4月に決まった消費税10%実施に向けて援護射撃。一時的に予想以上の好況をもたらすと述べた。嶋中雄二の「第2岩戸景気」といわれるもの。昭和39年の東京五輪を前例に「40年不況」の経緯から、今回2015~17年の好況、18~20年の反動を念頭に置いた。今年が肝腎でモノにすると大きい。5日値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)がせいぜい。シドニーで鉄鉱石の買い戻しが入り幾らか持ち直した。より割安なものが注目される。
5日の日経平均42円安。大引け1万7408円。東証一部の出来高20億4800万株、売買代金1兆9000億円と薄商い。3月限が30円安で寄り20円高の1万7380円引け。10年債利回り0.320%変わらず。手掛かり難の中、日銀のETF買いが材料で心許ない。■■■(****)は材料待ち。
(後略)
航空機関連で■■■■■■■■■(****)、水素発電で■■■■■■■(****)がダークホース。■■■■■(****)に見どころ。■■■(****)はアク抜けした。
1月8日取材の為、9日付アンコール伊勢町をお休みさせて戴きます。(了凡)