証券ビュー

アンコール伊勢町

昨年5月のトラウマ再燃  来年節分にかけて午尻下がり (2014.12.12)

揺り戻し一巡。下げ渋った。12日メジャーSQ、15日投開票を控えているためで、前日米主要3指数マイナス1.5%超、原油・金先物急落の割に確り。直近過熱といわれた日経平均7連騰の鞘約800円を帳消し。再び高値挑戦とみられる。来週明け戻り売りと述べた。低い投票率、自民圧勝を織り込んだ上、16~17日のFOMCでフォワードガイダンスが変わるという。昨年5月のトラウマ再燃。黒田バズーカ砲二の舞。異次元緩和に乗り遅れた外資が、取り戻そうと先物で日経平均を吊り上げた反動が予想される。5日、節分にかけて「午尻下がり」と述べた通り。

(中略)

5年つき合ってほしいものだ。日経平均は、年度末にかけて半値戻し1万7000円、全値戻し1万8000円、倍返し2万円が仮説。代わり映えしないが、来年前半2万円まで強気。後半既得権に阻まれ官邸がもたないとみられる。京都新聞に出た橋下大阪市長(45)の自公政権批判が的を得ている。受け売りだが、国会議員に歳費と別枠で毎月支給される100万円の使途公開のほか、全国の公務員が大企業と同じ水準の給料を貰っていると述べ、地域の民間企業に合わせるべきと迫った。さらに、消費税を上げておきながら自分たちは懐を温めている不合理を追及。国民に負担を押しつける前に国会議員3割、歳費同削減、公務員の給料2割抑制。これで年間5兆4000億円支出を削り消費税3%分になるという。ヘイトスピーチで人格を疑われたが巻き返した。官邸は圧勝を戒めているが、前半外交で飛ばしただけに後半統一地方選でしっぺ返し。バズーカⅡと同様に外資の失望売りが予想される。

11日の日経平均155円安(一時369円安)。大引け1万7257円。東証一部の出来高22億9300万株、売買代金2兆5100億円。12月限が190円安で寄り260円安の1万7210円引け。10年債利回り0.405%変わらず。先物が三空となり買い転換。12、15日のポジション調整が見ものだ。値上がり率上位で僅かに■■■■(****)と■■■■(****)が関係分。■■■(****)は反落。19日の事業説明会待ち。売り方優勢に見えるが、どこでひっくり返るか越年後楽しみ。年度末、来年5月がポイントだ。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)持続。腰砕けになったが、来週明け戻り売り。来年1月19日まで見込みがある。(了凡)