押し目なし高値整理 来年前半アベノミクスの醍醐味 (2014.11.17)
前週末高い。日経平均4日連続高値更新。7年4ヵ月振りの水準という。10月31日の日銀バズーカ2とGPIF見直し、11月11日の消費増税先送りに解散・総選挙報道もサプライズ。売り方の買い戻しでSQ値が1万7549円に跳ね上がり、
現物の日経平均及ばず「幻のSQ」になった。週明け上値が重くなるという。前月末急伸し押し目なし。25日移動平均との乖離率10%に隣合わせ。日銀の追加緩和や消費増税、解散など異論も加味して理外の理が出た。高値調整とみられる。首相がまだ何もいわないのに、
(中略)
要するに、景気が回復してから増税を再検討するのが筋。そうでないと、97年2%引き上げの二の舞。景気が悪いのに法案通り進めると一層悪化。デフレ脱却が困難になるほか、税収減に追い込まれ財政再建も後退する。財務省は2017年4月実施の構えだが、2017年以降や一時的に5%案もあり、総選挙を通じて財務省VS国民の白熱した戦い。負けを覚悟の自民党が勝つと円安株高に拍車。年度末2万円が年末に繰り上がると述べた。しかし、せっかくの円安株高も先物の空中戦が現状。政府・日銀は規制・金融緩和で時間稼ぎに回るのが関の山。第3の矢は上場企業をはじめ民間の力でモノにするのが筋。40年円高で輸出関連が鍛えられたように、円安定着を糧に輸入産業の奮起を促したい。一例が
(後略)
まだ富士の裾野に過ぎない。値上がり率上位を見ると、関係分で■■■■(****)と■■■■■■(****)程度。13日延べ1000万株公募増資を発表した■■■■■■(****)買い下がり。管理相場になった以上、逆張りでないと成功しない。■■■(****)の160円台も気になるところだ。
14日の日経平均98円高。大引け1万7490円。東証一部の出来高29億5400万株、売買代金3兆3000億円。12月限が90円高で寄り70円高の1万7480円引け。10年債利回り0.480%(-0.015%)。高値整理をこなし、12月14日投開票に向けて1万8000円大台替え。■■(****)、■■■■(****)のほか■■■■■■■(****)、■■■■■(****)も注目される。堅いのが■■■■(****)。3、4Q受注増が見ものだ。■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)悪目買い。急がば回れだ。■■■(****)は出番待ち。■■■■■■■(****)然り。来年前半がアベノミクスの醍醐味とみられる。(了凡)