証券ビュー

アンコール伊勢町

半値戻しがポイント 円安株高の限界まで引き回し (2014.10.23)

上海とマレーシアの指数を除き世界中全面高。後場、日経平均が前日失った鞘を取り戻した上に一段高。200日移動平均(1万5090円)を上回って引けた。先物による日計りといわれ、今週に入り連日300円以上乱高下している。前日ロイター電が

「ECB社債買い入れ検討」を流し、夜間取引で日経平均が跳ねたのに符合する。12月に決定する可能性が手掛かりになった。そうだとしても、眉唾もので空中戦。地上戦に進む雰囲気ではない。21日述べたように、3分の1(1万5144円)戻し、半値戻し1万5451円がポイント。一部戻り売りで様子を見るところ。前日紹介した英エコノミスト誌が米英を持ち上げ、欧州や日本、中国を一括りにこき下ろす景気の行く末。この程度で底入れと考えにくい。欧州や日本、中国にしても追加緩和余地があるものの
(中略)
いい悪いを別として、今回の五輪が日本の運命を決めるとみられ、世界に大きな影響を与えることも間違いない。2014、15年がヘアピンカーブ、極限値といわれ前門の虎。10、11月相場に学べば乗り切れると述べた。米大統領サイクル3年目を念頭に11月まで徐行運転。日経平均がNYダウに追随し半年、1年先を織り込む見通し。22日の値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■(****)が関係分。■■■■■■■■(****)が切り返したように、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)もエボラ出血熱日本上陸が伝えられピークアウト。大型台風と同じ理屈だ。
(後略)
22日の日経平均391円高。大引け1万5195円。東証一部の出来高21億3200万株、売買代金2兆円。12月限が300円高で寄り380円高の1万5160円引け。10年債利回り0.480%(+0.005%)。物足りないが意外に戻す足取り。半値戻して一服しそうだ。■■■■(****)、■■■■(****)ぞっこん強気。ともにスケールの大きな相場。年度末に受注、売上高が集中する。■■■■■(****)の決算発表11月7日。順調だが期待が大き過ぎて道草を食っている印象。■■■(****)も同日発表の予定。3Dの時代を迎えたが、ユーザーにとって依然割高なことも事実。1年徒労に終わるとしても今後の普及時間の問題。空前のスケールとみられる。(了凡)