証券ビュー

アンコール伊勢町

再び臆病な金融政策 暴騰暴落が予想され苦中楽あり (2014.10.09)

IMFショックを受けて続落。引け下げ渋った。前日1%以上下げたNYダウ、S&P、ナスダックの影響が大きい。せっかく日本の物理学者3人に青色LED研究の功績でノーベル賞が決まったものの、赤崎教授(85)の指導を受けた■■■■(****)が続落。1998年10月361円を安値に2000年3月8290円の高値をつけ織り込み済みだ。7日、IMFが発表した日本の経済成長率0.9%(7月時点1.6%)。先進国の中で最大の下方修正。2015年も0.2%落とし08%と厳しい内容。しかも、来年10月から予定通り消費税10%が前提。これでは続落やむなし。世界経済の成長率も今年3.3%、来年3.8%に下方修正し今週IMF・世界銀行の年次総会。量的緩和が限界を迎え財政出動も儘ならず、全ての国に構造改革の実施を要請するという。IMFは、

(中略)

めいめい持ち場、持ち場で一隅を照らすことだ。同志が千人、万人寄れば千灯万灯。3日死中活ありと述べたが、苦中楽あり、忙中閑あり、壺中天あり、意中人あり、腹中書ありで六中観。安岡正篤(1898~1983)に学んだものだ。今後暴騰、暴落が予想されるだけに苦中楽あり。何か起きるたび消去法で日本が残り、その都度株が道しるべになっている。卒直なところ、円安株高の影響は半年か1年後。10月1日1ドル110円08銭が7日107円95銭に振れ2%動いたのも同様。50年か100年に一度起きることが茶飯事となり、未知数も多いだけに「勝利の方程式」が見つからないわけだ。8日を一口でいえば、IMFショックより青色LEDの功績の方が遥かに価値がある。今週の年次総会にマネー米国集中の反動が話し合われ、再び臆病な金融政策に戻るとみた。値上がり率上位を見ると、関係分で僅かに■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)が値を保った程度。これらフルイをかきわけ有望である。

8日の日経平均187円安。大引け1万5595円。移動平均75日線(1万5545円)の上で止まった。東証一部の出来高22億9200万株、売買代金2兆1700億円。12月限が90円安で寄り170円安の1万5490円引け。10年債利回り0.500%(-0.010%)。来年4月に異次元緩和2年を経過するが、日銀総裁は7日「2年で物価2%」にこだわらない意向を示した。売り先行になったが戻りを試すと考えられる。■■■(****)が気になる。210円が窓埋めに相当し打診買い。親会社■■■(****)の復活が見込まれ息が長い。■■■■■■(****)は引け後大幅な下方修正を発表した。見込み通り1万円相場になったが突っ込み待ち。11月5日決算発表の予定。プロスタに次ぎ抗体医薬品の登場が注目される。前日述べた■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など円安と消費税還付金で大幅な上方修正が見込まれる。10~11月主力と値嵩の戻りも気になる。順張りでは回転が利かない。(了凡)