証券ビュー

アンコール伊勢町

11月に今年の締め括り 円安に連動するNYダウ、日経平均 (2014.09.29)

前週末強い。全面安に拘らず売り一巡後戻した。NYダウ264ドル安、108円台に跳ね返った円高をもろに受けたもの。落ち分92円を加味すると、日経平均実質52円安。アジアの反動安も小幅にとどまった。

主力が底堅い上、■■■■■(****)と■■■■■(****)など値嵩が逆行高。ランドマークになっている。日経平均がリーマン前の水準に戻した矢先、円ドルも当時の110円66銭が目安。8月以降急ピッチな円安となり、10月下旬から決算発表で輸出関連の相当な上方修正が見込まれる。このため、10、11月今年のクライマックス。倍返し1万8670円まで述べた。インデックス商いが頭打ちになると、出遅れたバリュー銘柄が続々水準訂正。循環物色が予想される。
(中略)
ところで、米国もリーマン後6年。データの上で自動車販売が年率1600万台超と07年のピークを上回り、住宅着工もボトム60万戸から116万戸(ピーク220万戸)に回復。非農業部門の雇用増943万人(08〜09年870万人同減)、失業率も6%台(ひところ10%以上)に好転した。しかし、最近の「景気回復」にあやかったのは企業経営者と投資家。現実には悲観論が蔓延しているという。「21世紀の資本論」(トマ・ピケティ)と「長期停滞論」(サマーズ)がベストセラーのまま。外交で行き詰まったオバマ大統領(53)の暗い表情と米議会の機能不全が気掛かり。イエレンFRB議長の「10月で量的緩和終了」も出口の入口といわれる。11月4日に中間選を迎えるが、レームダックになった大統領と手詰まりの議会に折り合いがつかず、これから2年今のように内向きな状態が続く見通し。その後、大統領選も玉不足のようだ。25日物別れが伝えられたTPPの日米閣僚協議にもにじんでいる。相場が引き締まるのは、中国バブル崩壊か金先物に投げが出た時と述べた。100年の曲がり角。NYダウは、日経平均と円安に連動している。
 26日の日経平均144円安。大引け1万6229円。東証一部の出来高20億5200万株、売買代金2兆円。12月限が10円高で寄り80円高の1万6290円引け。10年債利回り0.515%(-0.005%)。波乱覚悟の上、11月に今年を締め括りたい。参考までに、過去15年で従業員の年収が大幅に増加した■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)を紹介する。値上がり率ランキングで、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、それに■■■■■■■■(****)が健闘。週明け期待できる。■■■■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)然り。■■■(****)には惚れぼれする。(了凡)