証券ビュー

アンコール伊勢町

8~11月に目玉集中  たどり着いた7~9月期GDP (2014.08.20)

主力をはじめ高い。日経平均7日連続高。昨年12月の9日連続以来という。18日NYダウ175ドル高が後押し。買い一巡後、一進一退の儘引けた。ウクライナ情勢の不安後退が主因という。俄に信じがたいが、21~23日ジャクソンホールの年次経済シンポジウムでイエレンFRB議長の発言待ちが市場の声。何より出来高が物足りない。売買代金上位を見ても、■■■■(****)を除き値嵩の空中戦。全体に値つきが悪い。再び日経平均を見ると、何故か8日454円安のあと11日から上げっ放し。納得のいくネタが見当たらず、たどり着いたのが7~9月期GDP大幅プラス成長説。

(中略)

しばしば11月17日の発表まで強気と述べたが、悲観派が4~6月期の大幅マイナス成長(内需に限れば10.5%マイナス)に飛びつき、7~9月尾を引いて消費税追加引き上げ困難という。一理あるが、先進国の長期金利が一斉に下がり、潜在成長率が下振れする中で、唯一日本だけ7~9月期区間新となれば納得できる。8月から11月まで売り方の期日を迎え、GPIF見直し、日銀の追加緩和、首相訪朝、今秋総選挙、11月APECなど持ち駒豊富。9月上旬内閣改造、下旬臨時国会、10月26日福島・11月16日沖縄知事選挙など対応できる。大手メディアが手を返したロシアのプーチン来日延期もひっくり返る公算が大きい。直近の情報では

(後略)

北朝鮮の拉致被害者も何人か帰国できる見通し。■■■■■(****)、■■■■■■■(****)を外せない。11月を待たず高値を更新するとみられる。

19日の日経平均127円高。大引け1万5449円。東証一部の出来高17億9700万株、売買代金1兆5900億円。9月限が120円高で寄り100円高の1万5430円引け。10年債利回り0.500%(+0.005%)。値上がり上位を見ると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など関係分。非鉄、3D、航空機関連御三家確り。■■■■■■(****)、■■■■(****)よし。底値圏5銘柄をマーク。2020年東京五輪を視野に日経平均3万円と述べた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の嶋中雄二著「ゴールデンサイクルⅡ」によると、これから日本は4つの景気循環がすべて重なる。日露戦争・神武景気以来の歴史的勃興期がやってくる。持論と共通するところがある。来年予想される極限値を受け入れ柔軟に対応すると取り込める見通し。8~11月に今年の目玉が集中しそうだ。(了凡)