証券ビュー

アンコール伊勢町

旧盆明け繰り上がる 持ち高調整続くが寄りを戻す場面 (2014.08.06)

買い一巡後持ち高調整売り。JQ,マザーズも崩れ引け全面安になった。日経平均4日連続安。25日移動平均1万5224円に接近。旧盆前に正念場を迎えた。前場、STAP論文をリードした理研の笹井芳樹氏(52)が自殺したと伝えられ沈痛な気分。4%営業増益を発表した■■■(****)の4~6月期好決算織り込み済み。一方、■■■■(****)のS安も響き手仕舞い売りが広がった。さらに、5日発表された中国のPMI(7月50.0)が、05年11月算出を開始して最低となりアジア株安が重し。8日SQ,13日の4~6月実質GDP発表にも持ち高調整が予想される。7月31日、NYダウ317ドル安の余波。第2、第3波を見越した展開。どんどん繰り上がっている。このため、

(中略)

経団連会長を出した■■(****)の子会社だけに相当な水準訂正が予想される。しかし、Wカップを目くらましに7月後半折り返し、8月前半Wトップ。利食い千人力が大筋。ポルトガル大手銀行が救済され、アルゼンチンのデフォルトも吸収できるといわれるが、欧米の金融が曲がり角に来ているのは事実。受け売りだが、世界の中央銀行を束ねるBIS(国際決済銀行)が、金融緩和に伴う資産価格の高騰に警鐘を鳴らしている。リーマンショック後、世界合計1200兆円の緩和マネーを増発。世界の総負債が国、企業、世帯延べGDPの3倍に膨張。株と不動産を中心とする資産価格の崩壊を想定し、嵐の前の静けさで不気味という。BISは国際金融資本の本山で何を今更だが、吊り上げた資産価格のソフトランディングを目指す出口戦略が大変。FRBやECBは、やむなく買い入れた国債や住宅債券など市場で売らなければ問題が解決しないためだ。テーパリング中(緩和縮小)でも純増しているのが現状。来年、一度極限値をのぞく場面がある。延命が彼らの本音とみられ体力勝負。円ドル100円割れなしにあく抜けしない。8月から11月まで売り方の安値期日が来るため需給がよく、危機を買い安堵を売る場面。隘路にはまった分寄りを戻すところにきた。

5日の日経平均154円安。大引け1万5320円。東証一部の出来高22億株、売買代金1兆9800億円。9月限が50円高で寄り120円安の1万5340円引け。10年債利回り0.515%(-0.010%)。依然、■■■(****)と■■■■■■■■(****)をマーク。■■■■(****)が年初来高値を更新。半値戻し725円が目安。取組好転が見込まれ、09年高値529円カイから本格化する見通し。■■■■■■(****)は1800円を高値に一服。円ドル100円割れに備える場面。■■■■■■(****)も同感覚。再び「金本位」採用が伝えられる。■■■(****)は意外高。6月の大商いから三角もち合いを形成。パイプラインの進展を見越し株主異動も考えられる。臨床Ⅱ相が多いだけに胸突き八丁。踏ん張りどころだ。(了凡)