説明できない売り越し 拉致問題報道に官房長官激高 (2014.07.11)
小高く始まり反落。引け売られた。11日のSQに伴うポジション調整とみられ、前日持ち越した買い戻し一巡。25日移動平均1万5187円がポイント。SQ値の下馬評1万5250円という。売買代金上位を見ると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)が
大商いで下げ気になる動き。前日FOMCの議事要旨(6月17~18日)で米量的緩和10月終了、早期利上げ後退が伝えられる一方、寄り前5月の機械受注19.5%減も流れたが、それで説明できないのが
(中略)
今週に入り外資の売り越し。東証が10日発表した7月第1週、2週振り2795億円買い越し(前週813億円売り越し)。信託銀行も2週振り834億円買い越しだけに安堵の気分が後退した。個人は3184億円売り越しで8週連続の模様。拉致問題の解決を大義名分に8月にかけてWトップ。例年5月売りのジンクスを破り、「5月買い」の落としどころを探る見通しに変わりないが、10日トップで拉致被害者複数(生存者リスト約30人)と報道した日経に対し、同日午後菅官房長官が「事実と異なり遺憾。関係者を外務省に呼び抗議の文書を手渡した」と激高。25日移動平均割れも考えられる。積年の懸案解決に一番デリケートな場面で「特ダネ」狙いとも受け取れるためだ。25日が償還期限といわれる中国の理財商品約200億円デフォルト懸念。HSBC(香港上海銀行)の預金引き出し制限も悩ましい。英米の大手企業がFRBの量的緩和に乗じて自社株買いを断行。英国でGDPの年率3%、米国でも2.3%というから半端でない。1株利益が増加する分株価上昇が見込まれ、経営者が巨額ボーナスを掌中にしている。逆にいうと、英米とも目一杯相場を吊り上げ糊代が乏しくなった。Wカップ決勝でアルゼンチンがドイツを破ると買い戻しが入る公算もある。優勝チーム35億円(準優勝25億円)だが、3年振りデフォルト(判決約1兆5000億円=外貨準備の半分強)に追い込まれ有形無形の担保資産。ドイツが勝つと不均衡が拡大するためだ。受け売りだが、米国の企業収益、法人税、総人件費など1929年当時とそっくり。FRBは失業問題と無関係で同議長もただの人。3度の量的緩和で資産価格を押し上げただけ。それなしに経済がもたず、大恐慌の二の舞を避ける上で不可欠だったという。結論をいえば、
(後略)
10日の日経平均86円安。大引け1万5216円。東証一部の出来高19億7300万株、売買代金1兆6700億円。9月限が10円高で寄り50円安の1万5250円引け。10年債利回り0.545%(+0.005%)。若林栄四氏によると、米国の景気は立ち直るところに来ていない。長期不況の中でもがいているという。■■■■(****)が★★高騰を受けて堅調。暮れ、年明けを先取りだ。重複するが、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)も確り。■■■(****)、■■■■■■■(****)出番待ち。非鉄、航空機、3D関連の御三家然り。■■■■■■■(****)、■■■(****)が似たような経緯。材料待ちに変わりない。9月限が夜間取引で一時230円安になっている。(了凡)