倍返し、半値戻しが目安 夏場過ぎると秋口から大荒れ (2014.06.30)
前週末反落。後場一段安になった。月末、四半期末を巡る外資のポジション調整が主因。先物・裁定取引によるもので、日経平均一時281円安。ほぼ全面安で引けた。調べてみると、前日の米株安や円高、アルゼンチン2度目のデフォルト(30日)、米国の金融政策手直し、相次ぎ発表された国内の景気関連指標悪化(5月)、公的年金の買いが月末に一巡するなどてんこ盛り。東証一部の値上がりが2割にとどまったほか、JQ2週振り安値、マザーズ指数も900割れ。てんやわんやだ。しかし、新成長戦略やGPIFの受けが予想以上。7、8月発表される企業の4〜6月期決算も上振れといわれ週明け反発。持ち直すとみられる。3年4ヵ月振り、前日16.31に落ち込んだVI(ボラティリティ・インデックス)が17.33に上昇。膠着状態からリフレッシュした。■■■■■(****)がワンマンショー。336円で引け出来高2億2500万株(発行済み7900万株)。積年の鬱憤を晴らした。2012年と同様に、13年3月高値240円から14年同安値148円の倍返し332円。現在、国内100ヵ所といわれる水素ステーションに見合う水準。僅か2日で「地相物」に戻した。■■■(****)が10数年がかりで実用化に成功した燃料電池車発売が手掛かり。水の電気分解を応用したもので、排出口から水しか出ないため、世界標準になるとロケット並みに上がる。引け後に規制がかかった。■■■■(****)もマークしている。7、8月を視野に■■■(****)と■■■■■■■(****)を起用。プーチン来日、北朝鮮拉致問題絡みと述べた。人気化すると2日で出来上がるため、週明けから出来高が気になるところ。直接関係ないが、7月4日に中国の習近平主席が韓国を訪問するという。倍返し、半値戻しを目安に進むところだ。米国が一段と内向きになり、11月の中間選挙まで紛争が多発する見込み。6月28日サラエボ事件をきっかけに第1次大戦が始まり100年。夏場GPIFのPKOで持ち堪えても、秋口から株安・債券安も考えられ、資金が回らなくなると決まって暴動が起きる。最近、50年か100年に一度の事件が頻繁に起きるため。政策や学説、経験則など使い物にならないと述べたばかり。どの国も受験勉強の勝ち組が政府の実権を握り、既得権を墨守している点で共通している。受け売りだが、日本の財務省や日銀は経済のことがわからず、教科書に出ていることしかわからない。時代遅れで役立たずの教科書を頼りに発言している。バブル崩壊後、20年以上円高株安が続いたのも、日銀が総量規制で猛烈に引き締め、その後も改めなかったため、夏場を過ぎると秋口から大荒れになりそうだ。
27日の日経平均213円安。大引け1万5095円。東証一部の出来高25億1100万株、売買代金2兆円。9月限が20円安で寄り200円安の1万5120円。10年債利回り0.560%(-0.005%)。1万5000円キープがPKOの符丁のようだ。■■■(****)は押し目買い。規制解除と1Q上方修正が見込まれるため。■■■■■■■(****)も1Q発表(昨年7月29日)が目安。一旦外し次に備えるといい。■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。6月から胸の高鳴りが伝わってくる。締めてかかるところだ。(了凡)