証券ビュー

アンコール伊勢町

拝み倒す25日の神風  相場にも影響するコロンビア戦 (2014.06.25)

売り一巡から小反発。後場持ち直した。7日ぶりに反落したNYダウを受けたもので、一時日経平均117円安。前日述べた新成長戦略閣議決定、GPIF限度枠(17%)引き上げを見越し、断続的に先物・裁定取引が入った。25日、コロンビア戦を迎えるWカップ日本チームと似たところもある。日本は出場32チームのうち世界ランキング47位で、ビリのオーストラリア(59位)、韓国(56位)、カメルーン(50位)に次ぎ下から4番目。初戦2-1で負けたコートジボワール(21位)、引き分けに終わったギリシャ(10位)に善戦し、これまで2勝し決勝リーグに残ったコロンビア(5位)と戦うわけだ。何が何でも1勝。奇跡、神風を起こさんばかり拝み倒すさまが伝わってくる。今回の新成長戦略もランキング最下位レベル。もっぱらGPIFにぶら下がったもので、4~7月限度枠拡大がPKOに使われ7、8月外資の餌食。上放れると、

(中略)

万一、日本が格の違うコロンビア戦に勝ったとすればよし。これ以上望むべくもない。逆に3連敗なら相場にも影を落とす。19日FOMC明けから一線を越えただけに25、26日悩ましい場面。23日オリックスの買収を好感しS高した■■■(****) が、24日1株55円の条件設定に失望してS安。売り気配で引けたような目まぐるしさ。局面がどんどん変わっていく。全国5300万世帯のうち、46%が昨年5月から収入減に陥る中、今年4月消費税3%(年間6兆円)、来年10月さらに2%(同4兆円)視野に置いているわけで、日経平均が昨年12月の戻り高値(1万6291円)を抜いても、返す刀で1万2000円まで振られるとアウト。そこまで考え25日から臨んでほしいものだ。日本政府は米国追随の選択しか残されていないだけに国民が犠牲になる。

(後略)

 

24日の日経平均6円高。大引け1万5376円。東証一部の出来高20億1300万株、売買代金1兆8600億円。9月限が60円安で寄り50円高の1万5400円引け。10年債利回り0.580%変わらず。関係分で■■■■(****) と■■■■(****) が値上がり率上位に顔を出した程度。取組好転の■■■(****) に規制が入り、■■■■■(****) 、■■■■■■(****) も安い。■■■■(****) 、■■■■■■(****) が堅調。非鉄3社は底堅い。■■■■■(****) がプーチン歓迎相場の露払い。3月19日払い込みで株数が16%増加したため、増資前180円相当の水準。コベルコのパイプラインが呼びものだ。■■■(****) に■■(****) 、■■■■(****) も出番待ち。■■■■■■■(****) は時間の問題。カウントダウンに入った。(了凡)