証券ビュー

アンコール伊勢町

見切り発車米国預かり Wカップ決勝戦まで目くらまし (2014.06.20)

19日FOMC明け様変わり。主力中心に商いを伴って軒並み高い。後場、玉突きになった。FRB議長の量的緩和縮小を好感。事実上、外圧によるもの。2日述べたように、

政策が手詰まりとなり日本の主権が米国預かりになった印象。7月以降毎月100億ドル米国債等購入を減らし、10月に量的緩和終了を決定。ゼロ金利据え置きという。9日、FRBが表で400億ドル購入を減らし、裏(ベルギー)で300億ドル買っていると述べたばかり。13日のSQでゴールドマンが(中略)
FRBと日銀、ECBがタッグを組んで株高と債券高の共存を図る作戦。所詮バブル再来、延命の域としても適応が先決。以前同士で学者になった水野和夫(61)のように「資本主義の終焉と歴史の危機」までいくと証券を去るしかない。率直なところ、アベノミクスのクライマックスを演出。昨年5月に対しWトップが予想され、売り方が踏んだ後買い方も投げる相場。天井をつけて半年後、安倍政権に退場を迫る筋書きとみられる。旧聞だが、ゴールドマングループのコーン社長が5月29日ウォールストリートジャーナルで「現在の市場環境は難しく異常」と述べ、管理相場に入ったため変動から利益を得られる余地がなくなった旨のコメントを出し注目された。市場が動かなければ顧客と取引する必要がなく、現に4〜6月期為替、MBS(住宅ローン担保証券)、社債、金利スワップなど取引が大幅に減少。経済の低迷が最大の要因という。6月10日、中国の不動産仲介大手・中原地産が「9月までに不動産から撤退せよ」と声明を出し、自ら仲介手数料492億円が不良債権になったと告白したのも気掛かり。(後略)
19日、■■■(****)と■■■■■■■(****)が値上がり率4、5位に登場。このほか■■■■(****)、■■■■■(****)も後場急伸し注目を浴びた。
 19日の日経平均245円高。大引け1万5361円。東証一部の出来高27億7600万株、売買代金2兆4800億円。3月24日以来の活況。9月限が20円高で寄り220円高の1万5340円引け。10年債利回り0.590%変わらず。適応先決で駒を進める。一部重複するが、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)が新規。気になるのが■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)■■■■■■■(****)、■■■(****)。■■■■■(****)が150円カイとなり一段高のコース。■■■■■■■■(****)にアタリがきており期日向かい。今期増配が見込まれ、241円カイから吹っ飛びそうだ。鉄鉱石、バルチック海運市況も無気味である。(了凡)