証券ビュー

アンコール伊勢町

消耗戦が続く見込み  今年、来年持ち堪え最後に残る (2014.06.13)

手詰まりから円高に振れ反落。引け下げ渋った。前日NYダウ102ドル安を吸収し、13日SQ、日銀総裁会見待ち。12日、日経平均がゴールデンクロス。25日移動平均が75日線を上に突き抜けたという。テクニカルにしても和戦両様。戻り売りで臨むところだ。5月21日から6月第1週まで年金(信託銀行)によるPKOとわかり、思わせ振り、見掛け倒しの反発と述べたばかり。薄商いのゴールデンクロスとあってパンチがない。4月の機械受注9.1%減(3月19.1%増)に頷いたが、政府の新成長戦略発表が月末と聞いて辟易。この上半月引っ張るという。13日からWカップ。世界70億人の半数が見るといわれ、目くらましのネタに打ってつけ。7月14日の決勝までTPPやHFT(超高速取引)のほか何か起こすに違いない。9日述べたように、FRBが表で毎月400億ドル米国債買い支えを減らし、裏ではベルギーで同300億ドル買い両面作戦。一事が万事時間稼ぎ。問題先送りが定着した。ゼロ金利によるもので消耗戦が続く見込み。このため、国や企業、家計レベルでもデフレ長期化。日本はバブル崩壊から25年になるが、欧米や中韓、ロシアなどリーマンショックから5年有余でデフレの免疫がない。今後ゆうに20年の大調整。体力がなくなったところから脱落する見通し。19、20世紀は戦争により石油をはじめ鉱物資源が戦利品といわれたが、21世紀を迎え大半の国が赤字財政になり戦争どころでない。日本人の民度が高いのは平和が長く続いたためで非常時に弱いと述べた。2013、14年非常事態、15年極限値とも述べた。シリア、ウクライナ、尖閣、南シナ海など非常事態とすれば、今年、来年持ち堪えたところが残る。中国の戦闘機が

(中略)

12日の■■■■■(****)が一例。一時729円を見て引け673円。1月高値840円から4月安値510円の半値戻し675円。昨年7月高値1538円から4月安値の半値戻しを計算すると1024円になる。3Dプリンターが国策に格上げされ飛び出した。このほか■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)も高い。和戦両様で駒を進めるところだ。一歩二歩先を行くだけで違ってくる。

12日の日経平均95円安。大引け1万4973円。東証一部の出来高21億株、売買代金1兆8500億円。6月限が110円安で寄り60円安の1万5000円引け。10年債利回り0.595%(-0.005%)。月末まで間を持たす呼吸がうかがえる。16日から20日までユーロサトリ(パリ)に参加する■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■■(****)にもマークが必要。世界最大規模の武器展示会で防衛装備品の一部輸出解禁に伴うもの。好戦的に受け取れるが、世界の科学技術は軍需がルーツ。■■■■■■(****)を見ていると、ロボットが頭打ちの印象もあるためだ。米軍はゼロ戦をトラウマに日本の航空機産業を警戒。これまで圧力をかけてきたが、流れが変わってきた。■■■■(****)は脚部システム、熱交換器中心に既存事業を再構築するという。(了凡)