証券ビュー

アンコール伊勢町

往って来いのGW明け 米大統領来日後バランス調整 (2014.04.30)

週明け下振れ。一時、日経平均205円安。引け若干持ち直した。前週末の米国株安、大証より130円下回ったシカゴ先物安を加味したもの。28日、■■■■(****)が595円、■■■■■(****)も770円の安値をつけ、昨年4月異次元緩和発表時の水準。往って来いになった。空回りする追加緩和と述べたばかり。TPPも11月まで答えが出ず手詰まり。30日、日銀が政策決定会合を通じて
(中略)
受け売りだが、NYも微妙な地合い。リーマンショックから5年以上上げ、S&Pの予想PER16倍を妥当。暴落の可能性を誰も予想していないという。2月5日述べたVIX(ボラティリティ・インデックス)によると、同4日に日経平均が4.2%下げ年明けは最大になったが、4.2%×16倍の67.2%が年間VIX。半年か1年後、日経平均が高値から67%下がる可能性を意味する。このため、3、4月で一旦手仕舞いとも述べた。これも受け売りだが、2月下旬から3月上旬に安倍政権が行き詰まり、知恵をつけたのがキャロライン駐日大使。ケネディ家の意向といわれ、
(後略)
南シナ海に中東と肩を並べる石油資源が伝えられ、中国の人民解放軍が周辺国に圧力をかけていることも事実。米国はバランス調整に乗り出したといわれる。大本営発表、プロパガンダを整理しないと前に進めない。5月が昨年と対極で負のクライマックスと考えられる。
28日の日経平均141円安。大引け1万4288円。東証一部の出来高17億4500万株、売買代金1兆6300億円。6月限が180円安で寄り150円安の1万4310円引け。10年債利回り0.615%(-0.005%)。死んだ振りをしている。25日に決算発表した■■■(****)が拍子抜け。5月8日■■■(****)の発表が注目される。25日グループ8社のうち4社が営業減益予想。慎重だけに期待をもてるが、前期連結最高益更新で十分。それより、以前述べた■■■■(****)の足取りが予想以上。北アフリカのマーケティングを評価。06年につけた上場来高値3620円を抜いてくる。■■■■■(****)も抜群の経過。21世紀がロボットの時代といって差し支えない。(了凡)