証券ビュー

アンコール伊勢町

有耶無耶のまま株高   初夏オバマ秋にプーチン相場 (2014.04.04)

追加緩和期待を囃し続伸。日経平均1ヵ月振り1万5000円台。TOPIX9日連騰という。NYダウ続伸、1ドル104円台の円安を受けたもので、3日ECB理事会、4日米雇用統計発表が関門。引けにかけて甘くなった。四六時中、先物・裁定取引一辺倒で回転が速い。東証によると、3月第4週になって外資が3週ぶり1311億円買い越し。個人は1560億円売り越しという。何らかの形で日本の資金が米国に流れ、もがいていた外資が一息ついた模様。バルチック海運指数が3月21日から調整に入ったものの、ウクライナ問題、中国デフォルト容認、マレーシア航空機の消息など棚上げ。有耶無耶のまま株高になった。4月から消費税を引き上げた安倍政権にとって株安が命取り。3月から支持率5割を切るケースが出始め、直近NHK51%、フジTV56.8%も際どい。株が下がると困る政権が金融当局とタッグを組んでいる印象。プロパガンダ報道が目立つのも、消費税の影響は軽いと受け取れる日経の情報が「正しい」との思い込み。1日と2日述べたように、政府の大本営発表とメディアが放つプロパガンダの顚末。4~6月以降、需給ギャップが拡大するとみられ追加緩和に尽きる見込み。骨太と伝えられる6月の「民間投資を喚起する成長戦略」。竹中平蔵(63)が一枚噛んで米国に筒抜けだし、日銀総裁の異次元緩和もFRBの二番煎じ。大本営発表に終始している。このため、
(中略)
2015年を極限値にイスラエル、韓国が存亡の危機を迎えるとみられ、米国とロシアの大統領来日を巡り相場の影響甚大。勉強しないと前に進めなくなった。
3日の日経平均125円高。大引け1万5071円。東証一部の出来高20億6900万株、売買代金1兆8700億円。6月限が60円高で寄り110円高の1万5080円引け。10年債利回り0.640%(+0.015%)。依然として物足りない。一部重複するが、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)が新規。■■■■(****)と■■■■■■■(****)も検討余地がある。初夏オバマ、秋にプーチン相場とみれば後者に分がある。お盆明け、■■■■■(****)のほか■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■(****)を拾っておけば来日歓迎相場に出くわす運び。■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など3D関連も目を覚ます。目先、いつ巻き戻しがきてもおかしくない踊り場である。(了凡)