景気回復などまやかし 振り被って投げるにはまだ早い (2014.04.03)
米株高と円安を手掛かりに反発。追加緩和期待から一段高になった。引けにかけて伸び悩み、試行錯誤が続いている。消費税引き上げに伴う需給ギャップ拡大のほか、チリ沖M8.2の大地震、STAP細胞を巡る理研叩きなど手詰まり。3月31日に13週移動平均線が26週線を下回りデッドクロス。近く本格的な調整が予想されるだけに、
(中略)
一口でいえば、買い気配で始まり9時30分に934円(ストップ高)をつけた■■■■(****)が831円で引けたことに尽きる内容。最近、日経のプロパカンダが目立つだけに思わせ振りだ。昨年の納会に安倍総理が出席し日経平均112円高。1万6291円で引けたが、今年の発会に麻生副総理が顔を見せると382円安。6年振り大幅安で幕を開けた。7日92円安、8日に307円高と反発したが9日241円安。午尻下がり、未辛抱を象徴する内容である。昨年5月高値から10ヵ月、3月で玉整理一巡とみられるが、4、5月波乱の見込み。6月に発表される予定の「民間投資を喚起する成長戦略」が事前に洩れるためだ。第3、第4の矢ともいわれ、国内外、納得するものでないと失望売り。現政権退陣につながる。それだけに待機資金が先決で、■■■■■(****)例に一旦引いて様子を見ることにした。欧米に中韓、ロシアも資金繰りに追われ、昨年9月一触即発になったシリアもまだ先の見えない状態。ウクライナ、マレーシア航空機事件然り。決済困難に伴うめくらましとみられ、第2次大戦後の体制70年。トリが(後略)
とにかく、米国が今年3月からマネーサプライの公表を中止する事態。景気回復などまやかし。事実上、破綻している。イスラエルロビー批判、ホロコースト、竹島問題も破綻先送りのめくらまし。一旦引いたため冷静になった。結局、まともなのは日本だけ。当面、6月に政府が発表する成長戦略、日銀の追加緩和にかかっている。
2日の日経平均154円高。大引け1万4946円。東証一部の出来高25億1800万株、売買代金2兆2900億円。6月限が150円高で寄り210円高の1万4970円引け。10年債利回り0.625%(+0.015%)。踊り場とみられる。重複するが、■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)が新規。バルチック海運指数を見ると、3月21日から調整に入っている。贔屓の銘柄で、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)が目につく程度。個別に■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)がいつ動き出すか見もの。振り被って投げるにはまだ早い。2013年を初動に、14年第2波、15年極限値を目安に第3波。トータルでモノにできるはずだ。(了凡)