証券ビュー

アンコール伊勢町

4、5月波乱の見込み テクニカルと需給によりかかる (2014.03.31)

前週末低調。27日から機関投資家のドレッシングでもち切り。引けにかけて持ち直した。例によって6月限に大口買いを入れ裁定取引を誘発。現物株を吊り上げるもの。31日も予想され、年度末の株価を意識した動き。4月早々
(中略)
前日オランダのハーグで行われたG7緊急首脳会議も同等。欧米はこれ以上経済の好転を見込めず、ロシアのルーブルが強くなると困るといった内容。さらに、20日ロシアのショイグ国防相と米国のヘーゲル国防長官による電話会談が面白い。戦争にメリットがない。回避するのにどうすればいいか。戦争が使い物にならないという。27日、IMFはウクライナに1兆8000億円融資枠を設けることで同新政権と合意した。米国が1000億円債務保証、EUは1兆5500億円の中長期融資。日本も1500億円拠出を表明した。例によってIMFの条件が厳しい。年金支給年齢引き上げ、出版物の優過税制廃止、学校授業無料制度の段階的解消、園児の食事有償化を含め、新政権も5月1日から天然ガスを50%引き上げる見通し。この分でいくと、ウクライナに2010年ギリシャ危機の再来。よって、4、5月波乱の見込み。逆に、ロシアが西側の支援金を大部分受け取るとみられ、28日述べたようにプーチン様さま。ウクライナの天然ガス代金1兆6000億円が決済される運び。ロシアには民族自決という錦の御旗があるが、テロと圧政によって非合法に成立したウクライナ新政権には大義もカネもない。今週から来週にかけてウクライナ東部で戦闘の恐れが伝えられるが、クリミアに続き無血入城の公算が大きい。米大統領が「軍事力を行使しない」とタオルを投げた矢先のこと。旧ソ連消滅、冷戦終了、米国絶対勝利の図式が
(後略)
新年度入り、テクニカルと需給によりかかった展開が予想される。
28日の日経平均73円高。大引け1万4696円。東証一部の出来高21億9200万株、売買代金2兆円。6月限が80円安で寄り62円高の1万4700円引け。10年債利回り0.630%(+0.005%)。昨年末持ち上げた先物・裁定取引に似てきた。28日入手したのが■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、それに■■■■(****)。4、5月吟味するところ。■■■■(****)の600円割れ。日経平均1万3100円が目安と述べた。4日に米雇用統計、9日にはFOMC議事録発表を控えているが、国内に限り消費税引き上げの影響が気掛かり。日経が大手企業の声を伝え問題なしというが、余裕のない中小や地場には3%がこたえる。1〜3月、中国やアジアのほか海外から駆け込み輸入の反動も気になる。■■■■(****)に手が入った。■■■■■■■■(****)も出番待ちだ。(了凡)