証券ビュー

アンコール伊勢町

決め手欠く自律反発 暴落説持ち越し4、5月巻き返し (2014.03.25)

週明け反発。後場高値圏で揉み合った。先物・裁定買いによるもので、落ち・新年度入りを目前に機関投資家の買い戻しが主因。前週末の円安株安に対し円高株高の始まり。中国のPMI速報値48.1(2月確定値48.5)が想定内。自律反発が広がったといわれても釈然としない。クリミア編入がプーチンの押さえ込み一本勝ちといわれるウクライナ情勢、デフォルトや大気・水質・重金属汚染放置といわれる中国経済の落ち込み。さらに、アベノミクスの限界が伝えられる年度末。いずれも決め手を欠いたもので、20、26日がポイントと述べた。結論からいうと、
(中略)
ポールソン(元財務長官)が08年7月住宅バブル崩壊目前を漏らし、その後取り巻きが空売りで桁外れの利益を出したのに似ているそうだ。ウクライナ、中国、マレーシア航空など資金稼ぎの材料。如何様といわれても仕方ない。大手メディアが尤もらしい解説を伝え、プロパガンダに精を出すので騙される。2、3月流れた暴落説。4〜5月に持ち越したが、国際金融資本の中に第3次大戦を起こそうとする連中がいてNYダウを1929年の暴落直前に重ねカウントダウン。おのおの国家レベルの中で既得権と新勢力が対立し膠着状態になった。市場原理が働かず、消耗戦に明け暮れているのが現状。2013、14年を正念場に15年極限値とも述べた。消耗戦の限界を意味するもので、中国と朝鮮半島のほか台湾も怪しくなった。来年3月といわれた郵政上場然り。日本のバブル崩壊に輪をかけた問題先送り。米国が来年3月再び債務上限引き上げの期限を迎えるだけに、世界規模で応仁の乱が定着する。このため、
(後略)
2、3月節分・彼岸底でひどい目に遭った。4、5月巻き返すつもりだ。24日、紹介した■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)が目についた。
24日の日経平均251円高。大引け1万4475円。東証一部の出来高29億1500万株、売買代金2兆6800億円。6月限が50円高で寄り270円高の1万4400円引け。10年債利回り0.605%(+0.010%)。自律反発に過ぎない。一部重複するが、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)が新規。ロシアは「3日天下」で知られプーチン然り。ウクライナとロシアが兄弟民族でも、クリミアを飛び地にロシア編入を決めたところで円く収まると限らない。欧米は財政難で軍隊も送れず吠えているだけ。首相にツキが残っている。■■■■■■■(****)もそうだ。事実上、調達した40億円使っていない。(了凡)