2011年の夏 8月17日 紫玉庵 (2011.08.16)
お粗末で恰好だけの内閣 放置したらアメリカ自身も沈む
2011年の夏、クライマックスの終わり。
菅内閣が、「政治力の実体」をつかめず、
あまりにだらしないので、
放置したら、アメリカ自身も沈んでしまう。
アメリカは、見放した、のでなく、
切実な事情があったようです。
とにかく、だらしない政府のままだと、
裏の話もまともにできない。
これでは、世界経済全体が危急存亡のとき
何の対処もできない。
日本が、国家として、
最低限、機能しないことには、7月末に、
せっかく、
老子の末裔のじいさんたちにお願いして、
天皇の金塊資金を、
FRBに助け舟をだしてもらっても、
なんにもならないじゃないか。
真実や実態よりも、
地位、手にした権力のほうが、大事な人間。
そんな人間ばかり、
菅直人の周囲にいました。
菅夫妻は、官邸から出た後に、
一体、何が待っているのでしょう。
まず、まともに仕事のできる内閣を、
造ってもらいましょう。
しかし、それが完成したあと、
またまた日本に、大きな「試練」が
くるのではないか、と危惧します。
菅内閣は、人類史に残る、
お粗末で恰好だけの内閣と評価されるでしょう。
目の前に、苛烈な問題が起きても、
「ただちに問題はない」といい続けた。
枝野官房長官の発言が、すべてを物語っています。