証券ビュー

アンコール伊勢町

暮れ、年明け正念場 日本ええじゃないか思考停止 (2013.10.28)

前週末安い。円高株安に逆戻り。先物安の煽りで裁定解消売りに見舞われた。米国の緩和長期化を反映したもので、中国の引き締め観測も売り材料。好決算発表が台なしだ。25日、他力の三角もち合いと述べた。米国のデフォルト危機から手詰まり。さらに年明け先送りが予想されるためで、戦争と借金財政で伸び切った20世紀の延長上。明らかに限界とみられる。日本は、3.11以降内向きが顕著で世界の変化が見えていない。

(中略)

今年は式年遷宮があり、9月20日述べたお蔭参り。ええじゃないかを彷彿するもの。大半一息ついた模様で、構造改革なしに消費税引き上げを認めた。アベノミクスは円高修正を含め内容がなく、米国の戦争屋、銀行屋が属国日本を取り戻すためつくったプログラム。買ったのは外資だけ。国内勢は徹底して売り越し。外資が四半期ごと先物、裁定取引で利益捻出に追われるのと大違い。彼らは池の中の鯨になりかけている。かつて日本の成長路線そのものが求めた原発も、被災直後、経済より命でやり合った極論から大幅に後退。欧米やBRICsが原発導入・撤退に拘わらず、■■■■■(****)が格納容器の世界シェア8割だけに、日本の協力なしにどんなプロジェクトも動かないわけだ。脱原発をよしとしても、日本だけ循環型エネルギーに切り替えるのは困難。日本も構造改革や原発、年金、医療など肝腎なところを先送り。他力の三角もち合いにはまった。外資はヘッジファンドが主力。

 (後略) 

25日の日経平均1万4088円。安値引けになった。東証一部の出来高24億1100万株、売買代金2兆円。12月物が30円安で寄り360円安の1万4120円引け。ドル96円、ユーロ134円の円高。先高感によるもの。10年債利回り0.615%(+0.010%)。債券バブル再燃とみられ、ものによると0.5%割れ。暮れ、年明け円高に注意。NY原油安、金先物1000ドル割れも焦点になる。25日入手したのが■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)の三つ。11、12月、優遇税制のうちに利食い千人力も来年の備え。待機資金が活きてくる。■■■■■■■(****)が25日リリース。肺癌治療の検出薬を販売する。■■■(****)もIRが予想される。■■■■(****)、■■■■■■(****)買い下がり。円高、金1000ドル割れのトレンドにあり申し分ない。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)も同感覚。暮れ、年明け正念場とみられる。難しいところにきた。(了凡)