戦争屋が後退 紫玉庵 10月 21日 (2013.10.18)
吸血鬼とサタンが残る
別次元で新しい形に落ち着く
アメリカは、デフォルト回避。
でも、来年2月もその次も、
また、同じ騒ぎになるのでしょうか。
今回、アメリカの行政を止めちゃったから、
共和党の議員さんは、人気が暴落でしょう。
ところで、そもそも、カネを貸すほうと借りるほうと、
どっちが強いか?
借り手側が
これまでの約束を全部反故にできるほどの暴力や、
生存基盤自体を全てぶち壊して、
ワヤクチャにする力・方策を持っていて、
それを実際にやってしまうときには、
貸し手はどうしようもありません。
歴史的には、そんな事態は何回もあった。
日本にも国家の権力者側が、
貸借関係をチャラにする徳政令もあった。
古代イスラエルでは、
50年目に貸借関係をゼロにもどす、
ヨベル年の習慣もあった。
これが9月9日までシリアを攻撃しようとしていた戦争屋は、
上述のワヤクチャの道、破壊の道を進もうとしていた。
オバマは、そうなることを事前に分かっていて、
二期目に入って慎重に政治環境を整えだした。
キャメロンやプーチンとも話して、
議会を上手に使って、
シリア攻撃をやめるしかないところにまで追い込んで、
やめさせた。
そして、米国債の発行の上限の問題が、
議会で予定通り、出てきた。
その前に、王族会議も手を打っていた。
各国の中央銀行がマネーを発行するときに、
戦争やテロの脅しで、いかがわしいカネを
スイスに蓄えわえ込んでいたBISの面々に,光がアタリ、
これまでの脅しで得ていた隠匿収入
(主に、スイスの秘密口座の隠し資産)は、
無価値宣告され、
別目的に使われだしたようです(日本はまだですが)。
こうなると、国家間でも、まともな、貸し借り関係を,
きちんと実行しましょう、となる。
アメリカ政府は、今後、
発行する米国債の引き受け手には、
全く頭が上らなくなりますね。
FRBには、女性の議長も決まりました。
米国債にとって、日本と中国が二大債権者。
これまでの、この二ヶ国に緊張を作らせることが、
狙いでしたが、さて、今、
日中間にある問題は、 尖閣 と 靖国 です。
安倍は、本日、靖国神社に参拝しませんでした。
中国の新華社は、それをトップニュープで伝えました。
東アジアの一体化。 これが、大方針です。
誰の? そう、
TPPの司令塔であるシンガポールとブルネイの。
財政難から、東アジアでの
アメリカのプレゼンスが一気になくなってしまうのは、
中国の海軍力がさらに南に伸びるので、
これに備えるために、日本が中国に対峙できるようにする。
その中で集団的自衛権も見直される。
安全保障の問題と、 領土問題、
そして、沖縄のアメリカ海兵隊の維持の問題。
これから、ジグソーパズルのように、解かれます。
戦争屋が後退し、本格戦争はないので、
紛争地域〔尖閣・竹島・北方4島)は、
個々の国家主権を尊重しつつも別次元の判断で、
「新しい形」に、いずれなります。
それぞれが主権を主張しあったまま、
未来の世代のために、
これらの地域を生かそうという
共通認識におちつくことになります。