折り合いつける覚悟の秋 気になる60年前のスターリン暴落 (2013.08.26)
(前略)
9月イベントに翻弄されながら、10月均衡が破れると考えられ思案のしどころ。慎重な対応が必要である。国内勢は昨年11月から前月まで個人4兆円、法人6兆円売り越し。これに対し、外資の買い越し11兆円。ヘッジファンドが割を食っている。このため、四半期配当に追われて先物を仕掛け、裁定解消のポジション調整。戻りが鈍く気にしている。参院選で圧勝した安倍政権が出来上がり8、9月政治空白が続く見込み。懸案の消費税引き上げを10月の臨時国会で最終判断。国内勢が再び思考停止、幻覚に陥った。21日述べたように、財政再建を2020年まで見送り景気テコ入れ優先。21年から努力するという閣議決定で話にならない。ドイツ連銀が8月の月報で「アベノミクスは藁に火をつけ燃やしただけ。将来の需要を先取りし、刺激策の終了が消費税引き上げと重なり来年から景気の足枷」と一本取ったような印象。総理、副総理も育ちがいいだけで使い物にならない。世界の金融取引はGDPの5倍あるといわれ、9月6日の米雇用統計発表から10月の消費税引き上げまで間が持てない。気になるのが
(後略)
11月から来年の相場と再三述べた。政治空白を破る事件がやってくる。日本にとって健全な材料で躊躇なく買うつもりだ。
23日の日経平均295円高。大引け1万3660円。東証一部の出来高22億5500万株、売買代金1兆8700億円。9月物が280円高で寄り350円高の1万3700円引け。10年債利回り0.760%(+0.015%)。25日と75日移動平均線がデッドクロス。まだ200日線がある。TPP関連で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)。このほか■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)も初動に魅力がある。紹介したものでは■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)も先が楽しみ。どんな政策や学説より日本企業の適応に見どころ。当面6月13日につけた日経平均1万2415円が下値の目安。日本の材料で動くとすれば、9月7日の五輪開催地決定と10月臨時国会の消費税。今のところ大政翼賛会、治安維持法のトラウマが生きている。(了凡)