一線超えるか重大な場面 消費税予定通りなら買い戻し (2013.08.13)
(前略)
目安が6月13日につけた日経平均1万2415円の安値。直近シカゴ投機筋のショートポジションはロングに対し10分の1といわれるが、アベノミクス自体に国内と海外の認識がずれているのも売り材料。IMFは、日本政府に消費税を来年4月引き上げるのが第一歩。農業やサービス部門の規制緩和、政府債務拡大の長期トレンドを止める具体的な改革も要求している。日本に過大な出資を依頼しながら勝手なものだが、安倍政権も財務相のナチス発言や中期財政計画、さらに消費税引き上げに逡巡。腰砕けも考えられる。伝えられるのが来年度予想される景気の反動。消費税3%で8兆円、駆け込みの跳ね返り2兆円。公共投資同6兆円といわれるもの。しめて16兆円にのぼりGDPの3%に相当する。現政権が安定多数を獲得したため、いい訳ができなくなった。オマケもある。消費税引き上げが予定通りできず、TPP取りまとめや国会批准が不調に終わると、売り方の10倍といわれる買い方も投げる。つまり、閑散に売りありというわけだ。1万2415円まで1452円あるだけに、外資の連中8、9月仕掛けてくるに違いない。
(中略)
13日の日経平均347円高。大引け1万3867円。東証一部の出来高18億7600万株、売買代金1兆6300億円。9月物が210円高で寄り340円高の1万3810円引け。10年債利回り0.735%(-0.010%)。薄商いの空中戦で気がもてず。それでも、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)が堅調なほか■■■■■■■(****)、■■■(****)も高い。■■■■■■(****)はじめビール3社に■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■(****)、■■■■■■■(****)がしぶとい。■■■(****)は2度目。19万5800円で嵌ったという。大回り3年、最初の踊り場を前向きに受け止めるところ。2014、15年本番。16、17年日本の天中殺と再三述べた。8、9月か10月にかけて新旧入れ替わる事件が起きると述べた。日本が当事者ともいわれ非常に興味深い。(了凡)