証券ビュー

アンコール伊勢町

アベノミクスも回しもの 儲かるのは輸出産業に金融業 (2013.08.02)

(前略)

前日述べたように、来春米大統領来日で流れが変わった。語弊もあるが呉越同舟。原理・原則にこだわらず日米再構築。紆余曲折の末、円安株高に戻すとみられる。デトロイトが物語る通り待ったなし。エジプトやトルコのように米国でも暴動が起きるといわれる。NYのジニ係数0.5台半ば。1に近いと格差が開き、0に近いほど平等といわれ、0.6を超えると頻繁に暴動が起きるという。人口比で10人に9丁といわれる拳銃社会。英国と独立戦争(1775~83年)の際、余りに正規軍が弱いため、政府が民兵養成のため拳銃や小銃など武装を認めたのが始まりという。貧富の差が限界に近づき、FRB議長も量的緩和縮小、撤回の往来。相場がまちまちなのもよくわかる。シェールオイルや同ガス革命により米国、ドル復活も伝えられるが、リーマンショックから5年じゃぶじゃぶの量的緩和。そうでなくてもグリーンスパンが登場した1987~2006年以来緩和三昧の米国。常に好景気を演出するため、米国債乱発、買い取りの痛み止めを打ち続けたのが泣きどころ。おのずと副作用が予想され、にわかに立ち直ると考えにくい。相場の上では、

(後略)

1日の日経平均337円高。1万4005円の高値引け。東証一部の出来高26億株、売買代金2兆2100億円。9月物が50円高で寄り450円高の1万4050円引け。10年債利回り0.795%(+0.005%)。小康に違いないが如何にも人為的。人間が金利をコントロールできると思い上がった連中によるものだ。欧米の銀行屋と戦争屋。しばしば「身内」でノーベル経済学賞を盥回し。お墨つきの学説で世界の資金を掻き集めてきた。今回、アベノミクスも彼らの回しもの。迂闊に乗るな。8、9月新しい流れが出るはずだ。アベノミクスで儲かるのは輸出産業に金融業という。重複するが、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)に見どころ。猛暑がぶり返し■■■■■■(****)ほか★★★3社の切り返しが見ものだ。(了凡)