30日3空なら買い戻し 過熱感解消し1000円高も (2013.07.30)
週明けも全面安。取りつく島がない。参院選後の政策期待が裏切られ、ポジション調整の売りが主因。FRBの長期緩和を蒸し返しドル97円、ユーロ130円の円高に振れた。このため、1Q好決算の銘柄も売られ、日経平均1万4000円割れ。逆に半値戻し、1万4200円が上値めどになった。4~6月期のGDP改定値が消費税引き上げの判断材料といわれたが、今では8月にまとめる中期財政計画や賃金上昇、さらに、97年の引き上げで税収が落ち込んだ点にも言及。紆余曲折をたどりそうだ。97年4月3%が5%になり、その後税収の落ち込みが事実としても、1~3月駆け込み需要でGDPが伸び4~6月マイナス成長。しかし、10~12月プラスに転換。98年に入り急速に落ち込んだのは増税のせいでなく、拓銀や山一など大手金融機関の破綻によるともいわれる。先送りすればするほど負担が大きくなるだけに厄介な問題。前週末と週明け合わせ900円安の日経平均に気が重い。
(中略)
29日の日経平均468円安。大引け1万3661円。東証一部の出来高25億6500万株、売買代金2兆1900億円。9月物が260円安で寄り530円安の1万3600円引け。10年債利回り0.795%(+0.010%)。
日経平均先物、現物ともに26、29日窓を開けて2空を数え、30日3空となれば買い。過熱感が解消した矢先、先物の買い戻しを口火に1000円高も考えられる。29日売られた■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)よし。梅雨の戻りで■■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)然り。COIⅢ相治験順調な■■■(****)、■■■■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■■■(****)も戻す。重複するが、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)が新規。かつて述べた■■■■(****)と■■■■(****)を追加する。欧米没落、格差支配が続くとこれまでの延長上。そうでない銘柄がテクノロジーに乗って登場する。(了凡)