証券ビュー

アンコール伊勢町

根が深い8日の下げ  巷で日本も3年もたないとの声 (2013.07.09)

5日発表された6月の米雇用統計が予想以上。このため、週明け続伸したが伸び悩み、後場若干戻したものの続かず。むしろ、アジア株安を足かせに日経平均安値引け。米国の景気回復よりFRBの量的緩和縮小懸念が先に立つという。6月27日から1400円戻し一服。5日に半値戻し、1万4200円を突破。1万4800万円が上値の目安と述べた。気になるのが、400兆円といわれた中国の闇金融が580兆円規模。ロイターが伝えた2013年3月、中国全土の電力消費量4241億KW時(1.9%増)という情報。11年の需要11.7%増、12年5.5%増に対し明らかに急ブレーキ。さらに、インドでルピーが1ドル61.210をつけ新安値を更新したのも気掛かり。5、6月NY金先物が急落したのは中国の売り400トン、2兆円相当が主因という。インドと並び金現物の大手だけに当面繕っても尾を引きそうだ。つまり、8日の下げは根が深い。

(中略)

してみると、■■■(****)の1Q発表(昨年8月3日)が新たな手掛かり。見込みより円安で上振れを好感しても売り物が出てきそうだ。巷で欧米や中国を踏まえ、日本も3年もたないとの声が出始めた。時期尚早で先走っているが、4月につぎ9月から銀行の窓口規制がうるさくなる模様でキプロス以来。金融統制対象と見られ、証券の条件つき100万円非課税制度も財務省の統制対象。このため6、7月若干でも待機資金をつくりタンス預金。金の延べ棒も規制がある見込みで5、10、20グラムの小口よしと述べた。現在、多くの国が負債を完済できない状態。逆立ちしてもあり得ない。欧州の場合、解決方法は只一つ。デフォルト宣言しかないという。

(中略)

メルケルがギリシャやスペインに折り合うと考えられず問題先送り。さらに事態が悪化し、われわれはシステムが崩壊していくさまを見て見ぬふりする見込み。政治家や官僚は必要なステップを踏む勇気、頭脳もないから最悪の事態が起きるという。

8日の日経平均200円安。1万4109円の安値引け。東証一部の出来高32億6400万株、売買代金2兆5100億円。9月物が140円高で寄り240円安の1万4100円引け。ドル101円、ユーロ130円前後の円安。10年債利回り0.880%(+0.025%)と塩梅が悪い。■■■■■■(****)が優等生。1010円まであり1070円が目安。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)よりレベルが高い。■■■■■■■(****)は2718円まで戻した。3015円カイが見込まれる。■■■■(****)の半値戻し202円。参院選前後、■■(****)はじめ政策関連で意外高も考えられる。■■■(****)、■■■■■■■(****)は反転待ち。■■■■■(****)、■■■■(****)がダークホース。大回り三年で生き返る。(了凡)