証券ビュー

アンコール伊勢町

参院選にかけ戻り試す   半値、3分の2、全値戻しも (2013.07.04)

拍子抜けの小反落。5日ぶり伸び悩んだ。4日NY休場、6日米雇用統計、10日FOMC議事録発表を加味し三竦み。日経平均の日中値幅180円にとどまった。■■■■■■■(****)の上場に尽きる地合い。公募価格3100円に対し、20円高で寄り3145円の引け。出来高3095万株と可も不可もなし。経験則から換金売りが出るのもやむを得ない。日銀が2日発表した6月のマネタリーベース173兆億円(34%増)。前月比9%増(14兆円)に拘らず、3日の10年債利回り0.870%(-0.020%)でもみ合い。さらに、ドル100円、ユーロ130円の円安も食傷気味。売り買い回転が利かないという。しかし、参院選にかけて戻りを試す展開。3日寄り後に日経平均が1万4164円をつけ、半値戻しに36円及ばずお辞儀したが、来週、再来週切り返す見込み。そうでないと、■■■■■■■(****)の下敷き。身動きがとれなくなるためだ。前日述べた外資がレバレッジで半年持ち上げた相場。25日、75日、200日移動平均から総合乖離度を計算すると80%。異常な急ピッチという。匹敵するのが朝鮮動乱特需を巡る1953年3月の90%。60年ぶり。直後にスターリン暴落があり、日経平均38%持ち出しになったが、7月に休戦協定を好感して全値戻した。問題は5月23日の東証一部出来高76億株、売買代金5兆8300億円。先物、裁定、信用取引など超高速プログラム商いで大量のしこりを残した。

(中略)

ぴたり60年後も黄金分割そのもの。このため、来週、再来週売りたい強気がよくわかる。堂々、戻り売りで駒を進めるところだ。

3日の日経平均43円安。大引け1万4055円。東証一部の出来高28億1500万株、売買出来高2兆3200億円。 9月物が40円高で寄り110円安の1万4020円引け。夜間取引で1万3850円をつけた。ポルトガルの政局混乱、国債利回り急伸が懸念材料。中国もそうで8、9月の前兆がうかがえる。■■■(****)は続伸。物足りないが、5日まで山口県で第17回日本がん免疫学会総会があり3日基調講演した中村祐輔教授(60)ほかペプチドワクチンの報告が話題の模様。3日IRが出て現在16本の開発パイプライン勢揃い。治験経過、研究開発の進捗状況を逐一伝えるという。窓埋めなしとみた。■■■■■■■(****)も戻り急。ポストゲノム、癌をはじめ難病に特化した研究開発、検査試薬に見どころ。■■■(****)も乗り気で期待をもてる。■■■■■■■(****)が意外に強い。東京五輪に風が吹き半値戻しただけに全値戻す。■■■■■■(****)が2日新値をつけた。重複するが、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)が新規。いい悪いは二の次。世界経済を回すため相場も取り込まれた。(了凡)