証券ビュー

アンコール伊勢町

6月が折り返し地点  気になるNY金先物、東京金  (2013.05.22)

売り一巡後戻した。高安まちまち。決算発表が峠を越し踊り場。出遅れ、材料株が個別に賑わっている。ドル102円、ユーロ132円台で綱引き。ドル105円、NY金先物1200ドル台が節目とみられ高値整理。売買代金上位5銘柄で1兆円(25%)を占め、人気が集中しているだけに波乱含みだ。■■■■(****)の場合、14日大商いでS高を口火に10日目を数える27日が転機。福島の処理を棚上げし新潟で原発稼働申請。えげつない相場である。買い方が全滅した後、売り方も踏みでオケラ以上。見ていられない。米国の財政危機が8月から10月に持ち越したといわれ事実上の仕手戦。2020年五輪誘致を巡る東京の地価も高値波乱。バブル当時の戻り売りをかぶり始めた。9月7日アルゼンチンのブエノスアイレスで行われる第125次IOC総会で最終決定。処分売りが予想される。4~6月より7~9月よほどか悩ましい。16日述べたように、7月の参院選を目玉に材料出尽くし。8、9月海外要因に左右される見通し。このため6月のSQ(14日)にかけて利食い千人力。その一部を手付けに■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)シフト。インフレに備えるわけだ。昨年欧米が無制限、無期限の通貨供給に踏み切り、日本も4月から2年で通貨供給倍増を表明。今後価値が下がる分NY金先物、東京金の価格が上がる。気になる外資も本物が欲しいため、ジャブジャブの紙切れで先物を売り叩くとみられる。4、5月の外相会議、G8、ユーロ圏財務相会議など総括すると、欧米が世界支配する状態を何とか維持しないといけない。英米にお金がないので日本にもっと出してほしい。ユーロ圏にも回してほしい。米軍の予算が減ったため、日本の希望を聞くからお金を都合してほしい。日本のほか、中国首脳も顔を見るとお金の話を持ちかけられるという。前日述べた飯島内閣参与も、詰めのところで北朝鮮から南北統一に当たり日本の資金を必要としている旨伝えられた。「北朝鮮の呼びかけ」に首相周辺が動いたというから面白い。日本を舞台に最後のバブル。株高をテコに欧米の延命作戦が回り出した。NYダウ、日経平均、ドイツDAXもろとも吊り上げ叩き落とす相場。6月が折り返し地点と考えられる。リーマンショックから5年、日本経済が強いのは1940年体制によるという。大恐慌に呑まれ戦時対応をやむなくされたもの。終身雇用、年功序列、健保、貯蓄奨励など典型。大恐慌の影響を受けなかった旧ソ連の計画経済を参考に金融、財政、労働三分野の抜本的な改革が実を結んだといわれる。

21日の日経平均20円高。大引け1万5381円。東証一部の出来高62億5100万株、売買代金4兆円。6月物が100円安で寄り10円高の1万5400円引け。曲りなりに回転が利いている。10年債利回り0.880%の引け。21、22に日銀政策決定会合があり小康状態。まだ心配ない。■■■■■■■(****)の仮条件決定22日。1720~1920円。公募価格31日の予定。24~30日ブックビルが楽しみ。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)が反応する。■■■(****)、■■■■■■■(****)にも跳ね返る。重複するが、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)が新規。6月をモノにすると大きい。(了凡)