証券ビュー

森羅万象

押し目と旅する男         05月17日 (2013.05.17)

うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと。

昼は夢、夜ぞ現(うつつ)。

さあ、金を買う旅に出かけてみようか。

橋に出て橋の広さの荒神輿  黄枝。

いつもながらに、この時期の相場は、値動きが荒い。

さながら、上へ下への喧嘩神輿の如し。

金相場が1300㌦台に突っ込んできた。

ようやく、二番底を探りに来たといえる。

さあここからは、買い場探しの相場と参りたい。

週足チャートの、4月安値をつけた下影部分を取りに来ているが、

その中心値の1362㌦近辺までがいいところだろう。

あれば買っておく。

東京金は、為替に振り回される。

円安、円高の振れ幅が大きくなるので、4400円前後。

4200円を割ってくると止めたほうが良い。

東京ゴムは、三日の押しを入れて275円処は止まるべきところ。

次に上昇で、300円を超えれば弾みがつこう。

ただし、250円を割ってくると崩れ系に変化する。

駄目なら即刻、分投げるしかない。シマッタは仕舞うが信条。

五月の相場は気迷い相場。

買っても、売っても、

うまく行かなければ、何もしない方が良い。

白金は5000円突っかけては阻まれているが、

一旦、この抵抗ゾーンを上抜けば、火柱陽線が立とう。
二月高値への挑戦だ。

ガソリンは75000円超のマドを埋めれば底打ち。

次の押しを待って買いの線になるだろう。

これも、二月高値が見えてくる。

こうみると、商品は二月節分天井から五月まで、

三カ月の調整を入れてからの出直り基調か。

夏場に向けて、

相場はまた、高値を取る展開になってくると見る。