証券ビュー

森羅万象

いろいろと難しい 2013年05月16日 (2013.05.16)

この円安相場衰え知らず

月棒八カ月連続陽線。

この相場、玄人ほど負けている気がする。

丁寧が仇となりたる薄暑かな  研三。

人間、わがままなものである。

ついこの前まで、寒い寒い、と嘆いたかと思えば、

急に暑くなると、暑い暑いとまた騒ぎ出す。

そのくせ、早朝は意外に寒い。

この時期、着ていくものの選択が、非常に難しい

さて、相場のほうも、あれやこれやと難しい季節に入ったようだ。

ドル円相場、さても衰え知らぬ円安相場かな。

月棒八ヶ月連続陽線。相場の経験者は、ついていけない。

素人は、マスコミでやれ100円だ、

次は110円だと報じられれば、素直にドルを買う。

じっとしているだけで儲かる。これが怖い。

儲かったら、また大きく買う。

その内に急落して、全てをなくす。

相場を知っている経験者は、

怖くて、途中で降りてしまう。

円安を行き過ぎとみて売ろうものなら、

すぐにストップロスで踏みあがる。

頭と尻尾はくれてやれと、

利食いして、腹六部で満足と自分に言い聞かせる。

しかし、後から見ると、

実は腹三分に過ぎなかった、などということはよくある。

このドル円相場は

月足で陰線を入れるまでは、この円安についていくことは控える。

さて、国内商品、ゴム300円、

プラチナ5000円を見た後の調整局面。

三~五日押しを入れての反撃が始まろうか。

ひきつけて買い。

金は1300ドル台があれば、そこから買い場探し。