行き過ぎれば反動す 2013年05月15日 (2013.05.15)
上がったものは下がり、下がったものは上がる。
自然界にも、相場界にも、リズムがあるというもの。
うちゑみて葵祭の老勅使 青畝。
今年は神田祭と、浅草三社祭との間に葵祭がある。
正式には賀茂祭。
その昔、祭といえば、この葵祭の事を指した。
源氏物語にも出てくるという。
この時期の祭りには、豊作や、恵みの雨などを、
神様に祈願する意味合いがあるのだと、誰かが教えてくれた。
困った時の賀茂頼み。
しかし、頼んで応えてくれるほど、相場の神様は暇ではない。
ただ謙虚に己を磨くのみ。
FXでドル円取引が盛んなのだという。
得てしてこんな時、相場は行き過ぎる。
もう訂正に入るところでしょう。
100円に、引き付けられるように下げる。
相場にも引力の法則があるというもの。
五月十日の金曜日は金環日食、
人心高ぶり、陰陽ともに極に達する。
上げ相場では高値で買い、下げ相場では底値で叩き売る。
翌月曜日余韻を残すも、それ以上にはもって行けない。
あとは、自然のリズム。
100円を割ってくると98円台か。
必然的な調整は宇宙のリズム。
来週は、天王星と冥王星のスクエア。
突発的出来事に、高下激しき相場になるか。
月食も来週ある。三回連続の食。
市場人気は弱気と強気が交錯し、
最後はドテンドテンの消耗地獄。
玉を背にして道なき道を往けば、戦野は夜の雨。
元の木阿弥、気を取り直し、賽の河原の石を積む。
東京ゴムは、最初の関門300円手前で調整。
買いは三日待ての通り、3~5日の押しは買い、
8日下げれば買いをぶん投げ、ドテン売り。